初秋のガーデニングおススメ草花vol.3 野紺菊

2016年09月08日
皇室の紋章としても使用されている菊は、日本人にはとても馴染み深いお花ですね。実はあまり知られてはいませんが、9月9日は日本五節句(七夕など)の一つ、重陽の節句です。ちょうど菊が咲き誇る季節であることから、菊の節句とも呼ばれ、古来より菊の花を飾って邪気を払い、菊酒を飲みながら長寿を願う風習があるそうです。

今回は菊の節句直前ということで
秋のガーデニングにぜひ取り入れたい“野紺菊”をご紹介します!

野紺菊は丈夫で育てやすい宿根草で、耐寒性、耐暑性ともに優れています。花期には清らで可憐な青紫色の花をたくさん咲かせますが、和花の中でも西洋花・ハーブの中でも他の植物の魅力を邪魔をせずに馴染み、秋のガーデニングに大変取り入れやすい植物です。グリーンリーフを基調としたお庭でも、野紺菊の青紫の小さい花々は魅力的なアクセントになるでしょう。

嬉しいことに花の時期は8月〜11月と長く、冬枯れ後に刈り取れば、5月にはまた芽吹いてきます。

例えば、野紺菊のような花期の長い宿根草の周りに、12〜3月まで咲くスノードロップや、4月に咲くムスカリなど手入れが楽な小球根を植えると、秋から春まで花が楽しめる素敵なガーデンスペースが作れますね。

メインの花を決めて、植物を配置するのも統一感が美しく素敵ですが、ご紹介したような小さな可愛らしいお花をところどころに配置して、道端で出会う野菊のような癒しの雰囲気を楽しむのも、おススメです。

秋もガーデンニングを楽しみましょう!

“野紺菊” 花言葉は【忘れられない想い】【長寿と幸福】
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