真夏に花咲く 〜アメリカデイゴの木〜

2016年08月18日
アメリカデイゴ(学名:Erythrina crista-galli)

写真は6月に南房総で見たアメリカデイゴ。原産地域は南米で10m近く成長する落葉低木です。
アメリカデイゴは初夏から枝先に溢れんばかりに赤い花をつけ、夏の訪れを告げます。
その独特な花の形状には、思わず近くに寄って見入ってしまうほどの魅力があります。

6月で花が終わったと思っていたら、先日(8月初旬に)再び花が咲いていました。
写真のアメリカデイゴは畑と道路の間に植えられていて、成長を阻むものが無く、のびのびと枝葉を広げている姿がとても印象的でした。
植木屋ですが、やはり樹木は自然な樹形が一番だなとふと思ってしまったり...。

FacebookにUPしたところ、ウルグアイ出身の友人から「それは母国の国花だ」とコメントがきました。
どうやら、ウルグアイとアルゼンチンの国花に指定されているようです。

南米原産の為、寒さに弱く、日本では関東以南で植栽するのが一般的です。
特に暖かい九州地方では、真っ赤に染まった鮮やかな花が枝先に咲き乱れます(鹿児島では県木にも指定)。

真夏にエキゾチックなお花をつけるアメリカデイゴは、お庭でトロピカルな雰囲気を味わいたい方にピッタリの木です♪
印象的なアメリカデイゴの赤い花
印象的なアメリカデイゴの赤い花
枝をいっぱいに広げるアメリカデイゴ
枝をいっぱいに広げるアメリカデイゴ
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