タイルの挿し色でアクセントを
No. 1189
白を基調にした外構デザインに、建物の淡い茶を合わせています。
そこへ織色のような渋い青緑色のタイルを挿し色で使わせてもらいました。
不要なものをそぎ落とした上で、少し個性を持たせたデザイン。
エレガントなおしゃれさが感じられますね。
青緑色した繊細な表情のタイルに惹きつけられます。
アイグスというタイルで、素地の色と砂つぶを生かす透明感の高い釉薬を施されているそうですよ。門柱と奥の袖壁のアクセントとして用いました。
アプローチ階段の先からは庭へつながっています。ウッドフェンスはエコモックフェンスを使っています。幕板の幅を2種類交互に使うことで、意匠性が高まります。
階段の両サイドにはブラックの手摺を。歩きやすさに配慮しつつ、全体の外構デザインに馴染むようにしています。茶系のタイルはセラミックタイルのエタニティで色はマルチカラーです。味わいがありますね。
アプローチはオープンなつくりにしてありますが、土地の高低差を生かしてプライベートで使うお庭の部分は表からは見えにくい設計にしています。
夜のライトアップ。樹木の影が美しいですね。