今回のご依頼内容は
長年愛したお庭がプンゲンスやコニファーの成長で手入れが大変になり、
手入れのいらないオープン外構にしたいとのご依頼。
樹木で覆い尽くされたお庭を更地に戻し、リフォームさせていただきました。
デザインのポイントは
ご家族の愛情と思い入れを感じるかつてのご主人手作りのタイルテラスを引き立て、
輸入住宅には海外美学を感じさせるシンメトリーのお庭を。
敷地奥にはお庭を眺めるくつろぎのタイルテラスを施工し、
そこから眺める手作りタイルテラスには補修を施しかつての輝きを再現。
その先はシンメトリーに並ぶガーデンキッチンとバーベキューコンロを置く作業台を施工。
作業台の下はハードウッドの扉を付けて収納にし、炭や庭道具を目隠しできるようにしました。
毎年恒例のクリスマスの飾り付けを楽しめるよう、玄関へ続くレンガ敷きの中心にシンボルツリーのスペースを配置。
足下はピンクの自然石と桜色のピンコロで彩りを加えます。
極めつけに石貼りの目地、クラシックライト、化粧砂利を真っ白で統一し、全体をヨーロッパの雪景色に演出。
レンガの白樺(はっか)現象でさえも雪に覆われた印象に。
ライトアップした写真を
GalleryNO.1069でご紹介しております。
(鎌倉市 外構工事より)
ガーデンキッチンの下はハードウッドの扉を施工し収納に。炭や庭用品の目隠しに。
ご主人の手作りタイルテラスの向こうにシンメトリーのキッチンとレンガ柱。テラスもキッチンも互いに引き立て合って絶妙な色合いを。
リビングからつながるタイルテラスでお庭を眺めて。ガーデンファニチャーでくつろぎの時間を
シンボルツリーを中心にシンメトリーなお庭を演出。こちらのプンゲンス、長年シンボルツリーで頑張ってきましたが、最近枯れ始めてしまいリフォームを機に抜く事に。最後に綺麗な先端を残しクリスマスの飾り付けを。来年は2代目のプンゲンスを植樹の予定。お庭とともに成長が楽しみ。
自然石乱形の美しい石肌と白目地に惚れ惚れ。職人技が光ります。白目地は一旦施したモルタルの表面を削り、タイル用目地材でコーティングします。手間がかかる分仕上がりは他にはない美しさが。
手作りしたタイルテラスの目地を塗り直し、かけた部分を補修して、大事なお庭の中心でかつての輝きを取り戻しました。
主張しすぎず優しく広がるタイルテラス。仕様はピエトラコルテ。表面は柔らかな波を打ち繊細な色むらを表現しているタイルを。
テラスに注ぐラティスフェンスの陰影。時間の流れを楽しんで。仕様はリクシルのアルミ素材のラティスフェンス。高級感がありお手入れもらくちんです。
玄関の表札奥に望むお庭。真っ白な一面の化粧砂利とレンガでお家の色味にリンクさせて。
ガーデンキッチンとタイルテラスのコントラストを美しく。手作りタイルテラスをより一層引き立たせて。
施工前の写真。ご主人の手作りタイルが埋もれてしまっています。